介護現場では、介護職だけでなく看護・リハビリ・相談員など複数の職種が関わります。役割分担と情報の渡し方が整っていないと、ケアの重複や抜け漏れが起きやすくなります。
本記事は多職種連携の情報共有と確認手順に特化します。交代帯の申し送りの型は申し送り記事、記録の負担は記録帳票記事を参照してください。
看護・リハ・相談員との連携と情報共有が本記事の範囲です。申し送りの具体的な型は申し送り記事を参照してください。
職種ごとの主な役割
介護職は日常生活の見守り・介助が中心です。看護師は医療的ケア・バイタル管理、リハビリ職は機能訓練、相談員はケアプランや家族調整など、専門領域が異なります。
境界が曖昧な業務(服薬見守り、創傷処置の補助等)は、施設内の役割分担表で確認しておくと安心です。
情報共有の場
朝礼・夕礼、カンファレンス、多職種会議、電子記録の共有欄など、情報共有の場は施設により異なります。いつ・誰が・何を共有するかのルールを把握してください。
急変時は口頭連絡が先になり、後から記録に残す流れが多いです。連絡先と報告順序を入職初期に確認しておきましょう。
- 定例の多職種会議の有無と頻度
- 看護・リハの常駐時間帯
- 相談員との連絡方法
- 電子記録の共有範囲
記録の読み方と追記
他職種が残した記録を読み、介護側で気づいた変化を追記する流れが基本です。記録の所在(どのシステム・帳票か)を把握していないと、情報が分断されます。
読み取れない医療用語や略語がある場合は、その場で確認するか、用語集・マニュアルを参照してください。
| 職種 | 共有しやすい情報 | 連絡のタイミング |
|---|---|---|
| 看護 | バイタル・医療処置 | 急変時・申し送り |
| リハ | 訓練内容・自立度 | プラン変更時 |
| 相談員 | 家族意向・サービス | プラン見直し時 |
連携がうまくいかないとき
情報の伝達漏れが続く場合は、共有の場や記録の型を見直す提案ができます。個人間の問題に見えても、仕組みの問題であることも多いです。
職種間の役割分担が不明確なときは、上司や管理者に整理を依頼してください。
入職時に確認すること
面接・見学では、看護・リハの配置時間、多職種会議の頻度、記録システムの種類を聞いておきましょう。
小規模施設では一人が複数役割を兼ねる場合もあります。その場合の優先順位も確認しておくとよいです。
補足:職種の配置基準やサービス内容は施設・サービス種別により異なります。介護サービス情報公表システムの公表情報も参考にしてください。
まとめ・次のステップ
多職種連携は、定例の共有の場と記録の所在を把握することから始めてください。
伝達漏れが続く場合は仕組みの見直しを提案し、役割分担は施設内で明確にしてもらいましょう。
参考情報
ジョブエッジ介護ジャーナル
条件は、記事のチェックリストで先に整理できます
求人票や見学で確認する観点は、テーマ別の記事から探せます。求人紹介は準備中です。
働き方の記事一覧へ
