職務経歴書は、履歴書の職歴欄を補い、「各職場で具体的に何をしたか」を示す書類です。介護職では、担当利用者数・業務の範囲・多職種連携の経験が読み取れる書き方が求められます。
本記事は業務内容の記載に特化します。実績の示し方は実績記事、履歴書の職歴欄は学歴職歴欄記事を参照してください。
職務経歴書の業務内容の書き方が本記事の範囲です。実績の示し方や履歴書の職歴欄は各専門記事を参照してください。
職務経歴書の基本構成
職場ごとに「期間・施設名・雇用形態・サービス種別・業務内容・使用した資格・スキル」の順でブロックを作ります。新しい職歴を上に置く逆編年体が一般的です。
1職場あたり5〜10行程度を目安に、箇条書きで読みやすくします。
業務内容の分類のしかた
身体介護(食事・排泄・入浴・移乗)、生活援助、見守り・コミュニケーション、記録・申し送り、レクリエーション、送迎——などに分けて、実際に担当した項目にチェックを入れます。
すべてに関与していなくても、主担当・補助の区別を括弧で示すと正確さが増します。
- 担当した介護項目を洗い出した
- 主担当と補助を区別した
- 記録・申し送りの経験を書いた
- 多職種連携の場面を1つ入れた
サービス種別ごとの書き分け
特養はチーム介護と夜勤、デイは送迎・レク、訪問は一人対応と家族連携——形態ごとに業務の語彙が変わるため、応募先の形態に近い経験を前面に出します。
異なる形態を経験している場合は、職場ブロックごとに形態を明記し、混同を防ぎます。
動詞と表現の選び方
「対応した」「実施した」「記録した」「提案した」など、能動的な動詞を使い、受け身だけの列挙を避けます。曖昧な「お世話した」は、具体的な介護項目に置き換えます。
利用者のプライバシーに配慮し、個人名や固有情報は書きません。
| 曖昧な表現 | 具体的な書き換え |
|---|---|
| お世話全般 | 食事介助・排泄介助・入浴介助 |
| 見守り | バイタル確認・状態観察・記録 |
| 手伝い | 移乗介助・着脱介助 |
| 連携 | 申し送り・カンファレンス参加 |
未経験・短期勤務の書き方
未経験の場合は、資格取得時の実習・ボランティア・家族介護を別ブロックとして記載できます。短期勤務も事実として書き、期間と業務範囲を明確にします。
業務内容が限定的だった場合は、学んだこと・担当範囲を正直に書く方が、面接での信頼につながります。
まとめ・次のステップ
職務経歴書の業務内容は、介護項目ごとに整理し、主担当と補助を区別して書きます。
サービス種別に合った語彙を使い、曖昧な表現は具体的な介護業務に置き換えましょう。
参考情報
ジョブエッジ介護ジャーナル
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